町全体が世界遺産
旧市街の三分の二がタホ川で囲まれ、防備の面で恵まれていたため、長くスペインの中心の町として歴史の中に登場します。首都としても活躍しますが、歴史の中では一貫して宗教都市です。キリスト教、イスラム教、ユダヤ教の3つの文化の影響を受け、いたるところにその痕跡が見られます。また12世紀から13世紀にかけて翻訳学校が作られれ、そこで翻訳された文献などがヨーロッパ各地に送られ文化、教養、教育分野でも功績を残します。昔から国際的な町としての顔を持っています。日本との関係は、スペインで初めて姉妹都市を結んだ町であり、古都という共通点などから奈良と親交を強めます。新市街には「奈良公園」と名付けられた小さな公園と「奈良高等学校」という名前の学校が存在します。
大聖堂
1228年に建設が始まり、1493年に完成。スペインカトリックの本山として歴史の中で重要な役割を果たします。主祭壇は王室礼拝堂としての機能をしており、何人かの王様達も埋葬されています。大きさは世界で5番目、スペインでは2番目にあたります。
サント トメ教会
グレコの傑作と言われている「オルガス伯の埋葬」という絵がしまわれています。世界三大絵画にも数えられ、世界からこの絵を見る目的でトレドにやってくる人も大勢います。
町の外観とその他の様子
大聖堂(Catedral)
その他の写真
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